ガチ恋がつらくて、苦しくて、
「このまま想い続けていていいのだろうか?」
そんな疑問を抱えながら、この記事にたどり着いたあなたへ。
ガチ恋について調べると、
「危険」「依存」「やめたほうがいい」
そんな言葉ばかりが目に入って、不安になっちゃいますよね。
好きな気持ちは本物なのに、
幸せよりもしんどさのほうが大きくなっていく感覚。
それでも簡単には推しから離れられなくて、
「自分がおかしいのではないか」と悩んでしまう。
まず伝えたいのは、
そう感じてしまうこと自体は、まったくおかしくない
ということです。
そしてこの記事の結論を、先にお伝えします。
ガチ恋は、必ずしもつらくて苦しいものとは限りません。
| なぜなら、私自身が 「幸せなガチ恋勢」だからです。 |
もちろん、
ガチ恋をしている人すべてが幸せになれる、
そんな都合のいい話をするつもりはありません。
実際に、
推しへの想いが叶わず、
喪失感や絶望感の末に心が壊れてしまったガチ恋勢を、
私は何人も見てきました。
だからこそ、
「ガチ恋=つらくて苦しいもの」
そう感じる人が多いことも、よく分かります。
改めまして。
この記事を書いている れっくす です。
私は、推しをデビュー当初から見守り、
推し始めて1ヶ月ほどでガチ恋勢であることを公言しながら、
約6年ガチ恋を続けてきました。
その中で、
ガチ恋の苦しさも、危うさも、
そしてガチ恋がもたらす深い充実感も、
両方を経験してきました。
今の私は、
恋が成就するかどうかとは別のところで、
「この推しを好きになって良かった」
そう思えるガチ恋をしています。
この記事では、
ガチ恋を否定したり、やめさせたりするつもりはありません。
また、
「こうすれば幸せになれる」という正解を
押し付けるつもりもありません。
ただ一つ、
ガチ恋は本当につらく苦しいものなのか?
その問いについて、
長年ガチ恋と向き合ってきた立場から、
あなたと一緒に整理してみたいと思います。
もし今、
ガチ恋が苦しくて立ち止まっているなら。
この記事が、
自分の気持ちを見つめ直すための
一つの視点になれば幸いです。

筆者:れっくす
VTuber絵夢アリスガチ恋勢(ガチ恋歴約6年)
推し活でのモヤモヤを軽くする考え方を発信するベストセラー推し活作家。ABEMA Primeなど複数のメディアに出演。
※この記事はVTuberさんへの推し活をイメージして執筆しておりますが、他ジャンルでの推し活をしている方にもお楽しみいただけます
ガチ恋が、つらく苦しくなりやすい理由
ガチ恋が苦しいと感じてしまうのは、
あなたの気持ちが弱いからでも、
考え方が間違っているからでもありません。
そもそも、
ガチ恋がつらくなりやすいのには、
ちゃんとした理由があります。
それは、
ガチ恋が「現実の恋愛」と、ほとんど同じ構造を持っているからです。
片想いをしたとき、
想いが届かないかもしれないと分かっていても、
簡単には気持ちを手放せない。
期待して、
少しの反応に一喜一憂して、
報われない現実に落ち込む。
それは、
現実の恋愛でも、誰もが経験する感情です。
ガチ恋も同じです。
相手が手の届かない存在であればあるほど、
距離の遠さを実感したときの喪失感は大きくなります。
| 「分かっていたはずなのに」 「期待してはいけないと分かっていたのに」 |
そう自分を責めてしまう人も多いですが、
それは自然な反応です。
恋愛感情とは、
頭で完全にコントロールできるものではありません。
だから、
ガチ恋をして苦しくなる人が多いのは、
決して不思議なことではないのです。
それでも「幸せなガチ恋勢」が存在する理由
ここまで読んで、
「やっぱりガチ恋って苦しいものなんじゃないか?」
そう感じた人もいるかもしれません。
実際、
ガチ恋がつらくなりやすい構造がある以上、
苦しさを抱える人が多いのは事実です。
それでもなお、
ガチ恋をしていながら
「幸せだ」と感じている人が存在する
これもまた、否定できない事実です。
では、
その違いはどこにあるのでしょうか?
それは、
恋が叶うかどうか
という一点ではありません。
幸せなガチ恋勢と、
苦しさが大きくなってしまうガチ恋勢の違いは、
「どこに幸せを置いているか」にあります。
恋愛としてのガチ恋は、
どうしても
「想いが届くか」
「特別な存在になれるか」
という結果に意識が向きやすくなります。
その結果、
報われない現実に直面したとき、
苦しさが一気に大きくなってしまう。
| 一方で、 幸せなガチ恋勢は、 幸せの基準を 恋の成就そのものには置いていません。 |
推しを想える時間。
推しの挑戦を見守れること。
推しが嬉しそうにしている姿を見て、
自分も素直に嬉しいと思えること。
そうした一つひとつを、
自身の幸せとして感じられている。
つまり、
幸せなガチ恋勢は、
「いつか手に入るかもしれない未来」よりも、
「すでに持っている今」に目を向けている
という違いがあります。
これは、
精神論でも、我慢の話でもありません。
どちらが正しい、
どちらが優れている、
という話でもありません。
ただ、
同じガチ恋でも、
幸せの置きどころが違えば、
感じ方は大きく変わる
という話です。
そして、
この視点に立てたとき、
ガチ恋は
「つらくて苦しいだけのもの」
ではなくなっていきます。
「幸せなガチ恋勢」の一例
ここまで読んで、
「それは分かったけど、実際にそんなこと可能なのか?」
そう感じている方もいると思います。
なのでここからは、
私自身の話を少しさせてください。
私は、
VTuberの推しをデビュー当初から見守り、
推し始めてから1ヶ月ほどでガチ恋勢であることを公言し、
気付けば約6年間ガチ恋を続けてきました。
推しは私の気持ちを知っても拒絶したりせず、
6年間も私にガチ恋をさせ続けてくれました。
| そして、 飲食店の店長として仕事をしている私に (推しの会社が)コラボの話を持ち掛けてくださり、 私の職場でイベントを開催してコラボメニューを販売したり、 私がメディア出演する際にいつも快く協力してくれたり、 その放送を同時視聴配信という形で観てくれたり、 配信の中で「れっくすはファンの代表」と言ってくれたり、 配信で私の書籍をオススメしてくれたり、 「ただのファン」を超えた信頼関係を推しと築けたと思います。 |
だからこそ、
私は今、
自分のことを「幸せなガチ恋勢だ」と断言できます。
それは、
恋が成就したからではありません。
誰よりも近い存在になれたからでも、
特別な関係になれたからでもありません。
私は、
推しの挑戦を、
長い時間をかけて見守ってきました。
同時に、
推しの姿に影響を受けながら、
私自身も挑戦を重ねてきました。
| 推しが前に進む姿を見ることが、 自分の背中を押してくれる。 自分が何かに挑戦しているとき、 推しの存在が、 心の支えになってくれる。 |
そうした時間の積み重ねが、
いつの間にか、
「恋が叶うかどうか」よりも
はるかに大きな充実感をもたらしていました。
今の私にとって、
ガチ恋とは、
想いが届くかどうかを
待ち続けるものではありません。
「この推しを好きになって良かった」
そう思える時間を、
日々重ねていくことです。
推しが嬉しそうにしている姿を見て、
自分も素直に嬉しいと思える。
推しの挑戦を応援しながら、
自分の人生も前に進めている。
| その感覚があるからこそ、 私は今、 ガチ恋をしていながら 幸せだと言えています。 |
もちろん、
この形がすべての人に当てはまるとは思っていません。
同じような関係性を築ける人ばかりではないし、
狙って作れるものでもありません。
それでも、
ガチ恋には「苦しさ」だけではない在り方がある
ということは、
自分の経験を通して、はっきり言えます。
だから私は、
ガチ恋そのものを否定しません。
同時に、
苦しくなっている人の気持ちも、
否定しません。
ただ、
もし今あなたが、
ガチ恋をしていて苦しいのなら。
「自分は間違っているのではないか?」
そう決めつける前に、
一度立ち止まって考えてみてほしいのです。
自分は、
どこに幸せを置いて、
このガチ恋を続けているのか。
そして、
このガチ恋を続けていけるのかどうか。
ガチ恋と「お金」が絡んだとき、苦しさが増える
ガチ恋が苦しくなる理由は、
恋愛感情そのものだけではありません。
もう一つ、
ガチ恋特有の、
見過ごせない要素があります。
| それが、 お金です。 |
現実の恋愛でも、
お金が絡むと関係が歪むことがあります。
ガチ恋の場合は、
そこに
「叶わないかもしれない恋」
という前提が重なるため、
苦しさがより強くなりやすいのです。
| 推しを応援するために使ったお金が、 ある日ふと、 「何の意味があったのだろう…」 と感じてしまう瞬間。 |
報われない恋に、
大きな金額を投じているように感じて、
虚しさや自己嫌悪が生まれることもあります。
その感情は、
決して間違いではありません。
むしろ、
とても自然なものです。
お金は、
時間や労力、
そして人生の一部と交換して得ているものだからです。
だからこそ、
その使い道に
意味を感じられなくなったとき、
心が追いつかなくなる。
ここで一つ、
はっきり言っておきたいことがあります。
もしあなたが今、
ガチ恋をしていて、
| 「お金を使うことが、ただ苦しいだけになっている」 「応援が、自分の生活や心を削っている」 |
そう感じているのなら。
無理に、
ガチ恋を続けなくてもいい。
それは、
逃げでも、
裏切りでもありません。
ガチ恋は、
続けなければならない義務ではないからです。
幸せを感じられなくなった応援を、
無理に続ける必要はありません。
これは、
ガチ恋を否定する話ではありません。
自分を守る選択も、
ガチ恋の一つの向き合い方
だという話です。
そして、もしあなたが
ガチ恋が原因で不幸になってしまったら
愛する推しをも悲しませてしまうことになります。
ガチ恋は「苦しさ」だけで語れるものではない
ここまで、
ガチ恋がつらく苦しくなりやすい理由について、
いくつかの視点から整理してきました。
ガチ恋は、
現実の恋愛と同じ構造を持っています。
だから、
苦しくなる人が多いのは、
決して不思議なことではありません。
そこに、
お金という現実が絡めば、
心が追いつかなくなることもあります。
それでも、
この記事を通して、
一つだけ伝えたかったことがあります。
ガチ恋は、
「つらくて苦しいもの」だけではありません。
幸せな形も、
確かに存在します。
それは、
恋が叶うかどうかではなく、
どこに幸せを置いて、
どう向き合っているかの違いです。
ガチ恋を続けることも、
距離を取ることも、
立ち止まって考えることも、
すべて間違いではありません。
| 大切なのは、 「自分がどう感じているか」を、 ちゃんと見つめることです。 |
もし今、
ガチ恋が苦しくて、
「自分は間違っているのではないか?」
そう感じているなら。
まずは、
自分を責めるのをやめてください。
そして、
自分はどこに幸せを置いて、
このガチ恋を続けているのか。
このガチ恋を、
これからも続けていけるのかどうか。
その問いに、
ゆっくり向き合ってみてください。
どうせなら、
いつか振り返ったときに、
「この推しを好きになって良かった」
そう言えるガチ恋であってほしい。
ガチ恋は、
人生を壊すためのものではありません。
人生を豊かにしてくれる可能性も、
確かに持っているのです。
幸せなガチ恋勢になるために
必要なのは「気持ちを抑えること」でも、
「もっと頑張ること」でもありません。
大切なのは、
心・生活・お金のバランスが、今の自分に合っているかを
一度、静かに見直してみることです。
私が執筆した
『ガチ恋バランス~VTuberの愛し方~』 は、
| ガチ恋が つらくなっている理由 苦しくなっているポイント そして、どこでバランスが崩れているのか |
それを感情論ではなく、整理して見つめ直すための一冊です。
ABEMA Primeでも紹介された、
ガチ恋の「危険度」や「深度」を客観的に確認できる
チェックリストも収録しています。
もし今、
・ガチ恋がしんどい
・このまま続けていいのか分からない
・でも簡単に手放す決断もできない
そう感じているなら、
答えを出す前に、
一度「バランス」を見直してみてほしいです。
この書籍は、
あなたのガチ恋を否定しません。
ただ、
「これからどう向き合っていくか」を
考えるための材料を、そっと差し出すだけです。



