自分らしい推し活
推し活の作法

自分らしい推し活に自信が持てないあなたへ──推し方のヒントはあなたの推しにあります

推し活をしている中で、
ふとこんな気持ちになることはありませんか。

「他のファンの方が、ちゃんと推せている気がする」
「自分の推し方って、意味があるのかな?」
「この推し方で、本当に合っているんだろうか?」

同じ推しを応援しているはずなのに、
周りのファンがやけに輝いて見えて、
自分だけが取り残されているような感覚になる。

本当は推しが好きなだけなのに、
比べなくていいはずなのに、
いつの間にか“自分の推し活”に自信が持てなくなってしまう

でも、それはあなたの推し活が間違っているからではありません。

むしろその迷いは、
あなたが真剣に推しと向き合っている証拠だと、私は思っています。

この記事では、
「自分らしい推し活」が分からなくなったときに
立ち止まって考えてほしい、ひとつの視点をご紹介します。

答えを外に探すのではなく、
他のファンと比べるのでもなく、
そのヒントは、あなた自身と、あなたの推しとの関係の中にある
――そんな考え方です。

読み終わる頃には、
「この推し方でよかったんだ」
「こんな推し方もしてみようかな」

このように、少しだけ胸を張れるようになっているはずです。

改めまして、推し活作家の れっくす です。
推し活歴6年のガチ恋勢として、これまで推し活についての書籍を執筆したり、
推し活やガチ恋に悩む方の相談にお答えする活動をしてきました。

私自身も、
他のファンと比べて苦しくなったり、
自分の推し方に迷った時期があります。

だからこそ今回は、
「正解を提示する記事」ではなく、
あなたが自分の推し活を肯定できるようになるための記事として、
「自分らしい推し活とは何か?」について言語化していきます。


筆者れっくすがABEMA Primeに出演した際の楽屋前写真

筆者:れっくす
VTuber絵夢アリスガチ恋勢(ガチ恋歴約6年)

推し活でのモヤモヤを軽くする考え方を発信するベストセラー推し活作家。ABEMA Primeなど複数のメディアに出演。

※この記事はVTuberさんへの推し活をイメージして執筆しておりますが、他ジャンルでの推し活をしている方にもお楽しみいただけます


同じ推しでも、推している理由は人それぞれ違う

同じ推しを応援しているはずなのに、
推し活の仕方や距離感、熱量がまったく違って見えることがあります。

それを見るたびに、
「自分の推し方って、何か足りないのかな」
そんな気持ちになってしまう人も多いと思います。

でも、まず知っておいてほしいのは、
同じ推しを推していても、推している理由は本当に人それぞれだということです。

ある人は、
推しの存在に癒しを求めているかもしれません。

ある人は、
歌やダンス、配信で見せるパフォーマンスに心を奪われているのかもしれません。

また別の人は、
失敗しながらも挑戦し続ける姿に、
「自分も頑張ろう」と背中を押されているのかもしれません。

同じ推しを応援していても、
推しに「何を求めているか」は、驚くほど違います。

だから当然、
推し活の形が違って見えるのです。

たくさんお金を使う人もいれば、
静かに見守る人もいる。

コメントをたくさん送る人もいれば、
心の中でそっと応援している人もいる。

どれが正しくて、どれが間違い、
という話ではありません。

そもそも、
推している理由が違う以上、同じ推し方になるはずがないのです。

それなのに私たちは、
つい「目に見える推し活」だけを基準にして、
自分を他のファンと比べてしまいます

でも、その比較は、
スタート地点が違う人同士を無理やり並べているようなものです。

推し活に自信が持てなくなったときは、
「自分は推せていないのかも」と考える前に、
そもそも、なぜ自分はこの推しを推しているのか
一度立ち止まって考えてみてください。

そこには、
他の誰とも比べることのできない、
あなただけの理由が、きっとあります。


あなたが推しに「何を求めているか」に、あなたらしさが表れる

自分らしい推し活が分からなくなったとき、
私たちはつい、

「どう推せば正解なのか」
「どんな推し方が評価されるのか」

そんなふうに、
答えを外に探そうとしてしまいがちです。

でも、
自分らしさのヒントは、
推しの外側ではなく、あなた自身の内側にあります。

それは、
あなたが推しに「何を求めているか」という視点です。

癒しを求めて推しを見ている人もいれば、
パフォーマンスの凄さに心を奪われている人もいます。

また、
失敗しながらも挑戦し続ける姿に、
勇気や希望をもらっている人もいるでしょう。

同じ推しを応援していても、
推しに向けている感情や期待は、人それぞれ違います。

そしてその違いこそが、
あなたらしさの正体です。

自分らしさとは、
性格や才能のことではありません。

「この推しの、どんなところに惹かれているのか」
「推しを見ているとき、自分の中で何が満たされているのか」

その答えの中に、
あなたが大切にしている価値観や、
あなた自身の願いが隠れています。

だから、
他のファンと同じ推し方ができなくても、
無理に合わせる必要はありません。

あなたが推しに求めているものが違う以上、
推し活の形が違うのは、むしろ自然なことなのです。

自分らしい推し活が分からなくなったときは、
「どう推すか」を考える前に、
「なぜこの推しに惹かれているのか」を
そっと振り返ってみてください

そこには、
他の誰でもない、
あなただけの答えが、きっとあります。


推しは、あなたが「こう在りたい」と願う姿を映す鏡かもしれない

ここまで読み進めてくれたあなたは、
もう気づき始めているかもしれません。

推し活の形や熱量の違いは、
偶然でも、好みの問題だけでもない、ということに。

私がひとつの考え方として大切にしているのが、
「推しは、自分を映す鏡」という視点です。

どういうことかというと、
私たちは無意識のうちに、

「こういう人間でありたい」
「こんな生き様に憧れる」
「自分も、こうなれたらいいのに」

そんな理想の姿を、
推しの生き様に重ねていることがある、ということです。

たとえば、

どんな状況でも前向きに立ち上がる姿に惹かれる人は、
本当は、自分もそう在りたいと願っているのかもしれません。

努力を積み重ね、結果を出し続ける姿に心を打たれる人は、
自分も、簡単に諦めない人間でいたいと思っているのかもしれません。

人前に立つ勇気や、
自分を表現する強さに惹かれる人もいるでしょう。

それは決して、
「今の自分がダメだから」ではありません。

むしろ、
自分の中に眠っている願いや価値観に、
推しが光を当ててくれている

そんな感覚に近いのだと思います。

だからこそ、
推しの言葉や行動に、
必要以上に心を揺さぶられる瞬間がある。

それは、
あなたの中にある「こう在りたい自分」が、
反応している証なのかもしれません。

この視点で見てみると、
推し活は単なる娯楽や消費ではなく、
自分自身と向き合う行為にもなります。

「なぜ、この推しのこの姿に惹かれるのか」
「なぜ、この瞬間に胸が熱くなるのか」
「なぜ、この推しを推し続けているのか」

そこには、
あなたが大切にしている生き方や、
これから歩んでいきたい方向性が、
そっと映し出されています。

推しは、
あなたの代わりに人生を生きている存在ではありません。

でも、
あなたが心の奥で願っている姿を、
少し先で体現してくれている存在なのかもしれない。

そう考えると、
あなたの推し活が、
他の誰とも比べられない、
あなただけのものだということが、
少しずつ見えてくるはずです。


私が6年も同じ推しを推し続けている理由

私の場合、
推しを好きになった理由は、
「ただ可愛いから」「楽しいから」
それだけではありません。

もちろん、
そういう気持ちもゼロではないけれど、
それだけだったら、
ここまで長く推し続けることはできなかった
と思います。

私が強く惹かれているのは、
推しの「決めたことをやりきる姿勢」です。

一度決めた目標に向かって、
決して諦めず、
時には無茶な頑張り方をしつつも、
何が何でもやり遂げる

思うようにいかない時期があっても、
逃げずに向き合い、
最終的には、
いつも期待以上の結果を残してくる。

その姿を見ていると、
尊敬の気持ちと同時に、
心の奥で、こんな感情が湧いてきます。

「自分も、こう在りたい」
「自分も、全力で挑戦し、やり遂げる人間でいたい」

私はきっと、
推しの中に、
自分が理想とする生き方を重ねてきたのだと思います。

だからこそ、
推しの成功が自分のことのように嬉しくて、
悔しい場面では胸が締めつけられる。

それは、
推しを「消費」している感覚ではなく、
共に人生を歩んでいる感覚に近いものでした。

結果として、
気づけば私は、
6年という時間をかけて、
一人の推しを応援し、愛し続けていました。

もし、
推し活が「ただの熱量」や「一時の感情」だけだったら、
途中で冷めてしまっていたかもしれません。

でも、
推しの姿を通して、
自分の生き方や価値観と向き合い続けていたからこそ、
今も変わらず、推し続けられている
のだと思います。

推し続けられている理由は、
特別な覚悟があったからではありません。

ただ、
この推しを見ていると、
自分も前に進みたくなる

というシンプルな気持ち良さだったのかもしれません。


私にとっての「自分らしい推し活」とは、推しと同じように全力で挑戦すること

私にとっての「自分らしい推し活」は、
グッズを集めることでも、
イベントにたくさん参加することでもありません。

それは、
推しの姿に心を動かされただけで終わらせず、
自分の人生でも、同じように挑戦してみること
です。

推しが、
決めたことから逃げず、
不器用でも前に進み続ける姿を見ているうちに、
私は少しずつ、こう思うようになりました。

「自分も、やってみたい」
「自分も、挑戦する側でいたい」

そこから私は、
デジタルイラストに挑戦したり、
推し活について書籍を出版したり、
思いがけずメディアに出演する機会をいただいたりと、
これまでの自分なら選ばなかった道に、
一歩ずつ踏み出してきました。

正直に言えば、
全ての挑戦で「成し遂げた」わけではありません。

失敗したり、
途中でやめてしまったこともたくさんあります。

それでも常に何かしらの挑戦を続けられたのは、
推しが、挑戦し続ける姿を見せてくれていたからです。

推しの頑張る姿に惹かれている以上、
自分だけが安全な場所に留まり続けることに、
どこか落ち着かない感覚を覚えるようになった。

だから私は、
完璧じゃなくてもいいから、
怖くてもいいから、
「やってみる」ことを選ぶようになりました。

こうして積み重ねてきた一つひとつの挑戦は、
すべてが、
推しと歩んできた時間の証として、
私の中に残り続けています。

もし推しと出会っていなかったら、
私はきっと、
これらのことに挑戦することはなかったと思います。

だから私にとって推し活は、
一時の娯楽などではなく、
人生を前に進めてくれる力でした。

これが、
私なりの「自分らしい推し活」です。

推しの姿に心を動かされ、
その想いを、自分の人生の行動に変えていく。

その形は人それぞれですが、
少なくとも私は、
この推し活のおかげで、
「自分はどう生きたいのか」
何度も考えるようになりました。


あなたにも、あなただけの「自分らしい推し活」がきっとある

ここまで読んでくれたあなたには、

「自分らしい推し活」は、
誰かの真似をして完成するものではない。

ということを充分理解していただけたかと思います。

たくさん課金する人もいれば、
静かに見守る人もいる。

コメントをたくさん送る人もいれば、
心の中でそっと応援している人もいる。

そのどれが正解で、
どれが間違い、という話ではありません。

あなたが推しに「何を求めているのか」。
その答えが違う以上、
推し活の形は違って当たり前なのです。

もし今、
他のファンと比べてしまって、
自分の推し活に自信が持てなくなっているなら。

「自分は推し足りていないのかも」
「この推し方でいいのかな」

そんなふうに感じているなら。

どうか一度、
外に答えを探すのをやめて、
自分の心に問いかけてみてください。

「自分は、なぜこの推しを推しているんだろう」
「この推しの、どんなところに惹かれているんだろう」

その答えの中に、
他の誰とも比べられない、
あなただけの推し活の軸があります。

推し活は、
他のファンとの競争ではありません。

あなたがあなた自身と向き合い、
あなたなりの幸せや価値観を見つけていく、
とても個人的で、尊い時間です。

だから、
胸を張っていい。

あなたの推し活は、
ちゃんと、あなただけの形をしています。

この考え方が、
あなたが「自分の推し方」を
少しだけ好きになれるきっかけになっていたら、
それ以上に嬉しいことはありません。

あなたの推し活が、
これからもあなたの人生を、
より豊かにに支えてくれるものになりますように。


ここまで読んで、

  • 自分らしい推し活について、もう少し深く考えてみたい
  • 推しを通して、自分の価値観や生き方と向き合ってみたい
  • 推し活を「消費」で終わらせず、自分の人生につながるものにしたい

もし、そんな気持ちが少しでも芽生えていたら。

私が1年かけて書き溜めた、
書籍『推し活大全完全版~究極の推し活アーカイブス~』
が、きっと役に立つと思います。

この書籍は、
「正しい推し方」や「理想の推し活」を押しつけるものではありません。

41万文字という大ボリュームの中で語っているのは、

推し活を通して見えてくる感情
他のファンと比べて苦しくなった瞬間
ガチ恋や距離感に悩んだ経験

そして、推し活を通して自分自身と向き合ってきた過程そのものです。

推し活に悩んだとき、
自分の気持ちが分からなくなったとき、
「これでいいのかな?」と立ち止まりたくなったとき。

この書籍は、
答えを与えるためのものではなく、
自分の中にある答えを見つけるための“思考のツール”として使ってもらえたら嬉しいな、と思っています。

今すぐ読む必要はありません。
でももし、
「もう少し、自分の推し活を好きになりたい」
「推しと一緒に歩んできた時間を、ちゃんと自分のものにしたい」

そう感じたタイミングが来たら。

そのときに、
そっと手に取ってもらえたら嬉しいです。

あなたの推し活が、
これからも、あなた自身の人生を前に進める力であり続けますように願っています。

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